2011年8月14日日曜日

木を見て森を見ず、ではいけない。


特別クラス二日目です。ウォームアップの段階から、田中さんの言葉によって心も身体もほぐされていきます。チームで動く場面でも、田中さんは心をほぐしていく重要性をさり気なく参加者へ伝えていきます。そして同時に、常に頭を使う事を参加者は要求されます。ストレッチ一つをとっても、ただ身体をのばすのではなく、頭を使いながらストレッチをしていく事で、脳の活性化にも繋がるという訳です。
身体と身体のコンタクトをしていく中で印象的だったのが、「木を見て森を見ない状態では、隙間が生まれません」という言葉です。ワークショップに参加していて熱心にやってしまうと、周りが見えなくなってしまうという話を田中さんはしてくれました。ワークショップ以外の事、例えば晩ご飯の事等について考えたりしてしまう事は当たり前。それを否定しては行けない。しかし、そこで重要なのは一歩引いた後でも、またさらにワークに戻って来れるかどうか、だと言う事です。緩やかに物事を捉える方が、一つ一つが自然に立ち上がって見えてくる。ワークショップの間、心と身体を使って、そのような自発的な物事の見え方が出来るようになる。そんな豊かな時間を体験出来たと思います。三日目も楽しみです。

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